たとえば「結婚したい」ご年齢の女性が
「身長と収入は自分より高くあってほしい」
「優しくていつも話を聞いてほしい」
「自分を誰よりも理解してほしい」
などのように「して欲しい」ことをしてくれる人を探している。
そしてなかなか理想の相手が見つからないんですー
とおっしゃる。
それと同じように店舗運営の上で、私たちがお客様に無意識に求めているものは、
「いつも機嫌が良く無理難題を言わず」
「お金がたくさんあっておすすめしたら全部買ってくれて」
「売上に困った日に必ず来店してくれる」
などと考えている。
しかし、このようにして欲しいことを思い描いているうちは理想の人物は現れない。
そして、そんなことばかり考えていると怖い「してほしい顔」=「売れ待ち顔」になっている。お客様が購入保留しようものなら、それを疎ましく思う本音がポロっと顔に出てしまう。
理想の相手が目の前に現れる方法は、
その人に自分ができる「してあげたいこと」をたくさんイメージしておくこと。
どんなお客様が来られても「してあげたいこと」は?とイメージしながら仕事をしていると、理想のお客様がやってきます。そんな考えを常に持っている人は「してほしい顔」=「待ち顔」ではない。
なので、素敵な人が寄ってくる。
「してほしい顔」のスタッフではなく「してあげたい顔」=「イケてる顔」のスタッフが居るお店に、理想のお客様は引き寄せられます。
人の引き寄せの方程式はそのように決まっているのです。
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